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高卒採用の流れ

求人票公開開始

7月初旬から企業より求人票が学校へ交付されます。求人票に記載されている仕事の内容、会社の場所、お給料、福利厚生などの情報を元に会社の絞り込みを行います。会社のホームページを見たり、ご家族や先生にも相談してみましょう。

会社見学・職場見学

7月中旬~8月上旬の夏休みの期間を利用して会社見学を行います。実際の職場の雰囲気やどんな先輩がいるかなど、求人票だけではわからないことを実際に見に行きましょう。申し込みは学校を通じて行います。

応募書類提出開始

9月5日から(沖縄県は8月31日から)応募書類を記入し、学校経由で企業へ応募します。11月1日までは一人一社のみの応募となりますので、事前の情報を踏まえて申し込みましょう。応募後、選考日程の連絡があります。


企業の選考開始

9月16日から選考が開始となります。書類選考の他に、筆記試験や適性試験、面接試験などが行われます。結果の連絡は概ね7日以内に学校経由で行われます。

複数応募の開始

原則として結果が出るまでは一人一社の応募とされておりますが、11月1日以降は複数の応募も可能となります。月に2社程度の応募ができます。

内定・雇用開始

内定通知後は内定者の交流などがある場合があります。雇用開始は基本的には4月1日からとなります。残りの高校生活を悔いのないよう過ごしましょう。


高卒採用のルール・慣習

①連絡は学校経由

学生や保護者が企業の担当者と直接のやり取りはしない仕組みとなっています。求人票の閲覧、見学の申し込み、応募、内定連絡等すべての連絡は学校経由となります。内定後は直接のやり取りも可能ですが、慣習的には学校を通じての連絡が多いようです。

 

②応募は一人一社

応募開始日から11月1日の複数応募開始までの期間は基本的に一人一社の応募となります。残念ながら応募した会社の内定が得られなかった場合は、次の一社に応募が可能となります。これは、学校行事や学生生活を最優先に、適切に行うために決められたルールです。

 

大卒採用の流れ

広報活動の開始

就職前年の3月1日から合同説明会や個別説明会等の企業から学生への広報活動が開始されます。尚、この説明会への参加が選考に影響が出ないよう定められています。

選考活動の開始

6月1日から選考活動が開始されます。各会社にて筆記試験、面接試験などが開催されます。尚、エントリーシートは事前に提出が可能です。また、大学生は同時に複数の企業への応募も出来ます。

内定・雇用の開始

10月1日から内定式が各会社にて行われ、この内定式を以って正式に労働契約が結ばれます。そして、翌年の4月1日から雇用開始となり、それまでの期間に内定者交流会等がある場合もあります。


就職活動へ向けての心得

①自分を知ろう

まずは、自分がどのような人生を進みたいかを考えてみましょう。どんなことが好きなのか、ワクワクすることは何なのか、夢中になれることは何か、得意なことや科目は何か、等さまざまな角度から自分を振り返ってみて、興味のある業種や職種を絞ってみましょう。

 

②仕事を知ろう

興味があるかもと思った業種や職種について調べてみましょう。インターネットや本での情報はもちろん、先輩や先生、働いているご家族のお話を直接聞いてみることも有効です。世の中にはあなたの知らない素敵な仕事がたくさんあります。最初に興味が湧いた分野と違う仕事に興味が変わることもあるかもしれませんが、それもOKです。作友会のサイトでも、動画等で仕事の紹介をしています。詳しくは「仕事を知る」ページをご覧ください。

 

③会社を知ろう

やりたい仕事が絞れてきたら、実際にその仕事をしている会社を探していきましょう。どこにある会社なのか、実際にどんな仕事をしているのか、どんな想いで仕事をしているのか、どんな社長さんなのか、会社のホームページには様々な情報が掲載されています。ホームページを見ながら自分が働くイメージを膨らませていきましょう。また、企業見学や説明会等の機会を調べて、自分でその会社を体感してみることも、プラスになります。作友会のサイトでも、社長や先輩のインタビュー・研修情報や雰囲気の分かる写真などで紹介しています。詳しくは「会社の紹介」ページをご覧ください。

企業を選ぶ時のポイント

いい会社は「社員を大切にする会社」

いい企業を、一言でいえば「社員を大切にする会社」です。大手企業では、毎年何百人と採用するところもあります。もちろんそれだけの新入社員が活躍する場があるからなのでしょうけれども、地元の小さな会社でもいい企業はたくさんあります。

たとえば、採用人数は少ないけれど、その新入社員を社会の役に立てる立派な逸材に育てようと人材育成に力を入れている会社です。

また、会社の規模や将来性に勢いがある企業は、ワクワクするかもしれませんが、大事なのは、その会社で5年後、10年後の自分の将来像が具体的に描けるかどうかです。社内の研修制度や資格取得支援、キャリアマップなどが充実している会社は、そうした自分自身の将来像が具体的に描けます。

安定していて楽がしたいと誰もが思います。でも、楽をしているということは、今持っている能力で十分間に合っているということで、そこには成長も達成感もありません。それより、新しいことにチャレンジさせてくれる会社、失敗からも学ばせてくれる会社の方がやりがいが生まれます。


採用費用よりも・・・ “人材育成に力を入れている会社”

会社の将来性よりも・・・ “自分の将来像が描ける会社”

安定、楽ができるよりも・・・ “自分のスキルが身につけられる会社

現役面接官が語る面接の心得

面接官は、1日に何人もの学生を見ています。

そんな面接官に印象付けられるのは、中途半端な経験や実績よりも、とにかく元気と意欲があることです。わからないことでも、一生懸命答えようとする姿で、誠実で向上心の高さを伝えられます。


1.面接官が求める人材とは

頭がいいとか
悪いとかではなく・・・
自社で活躍できるかどうか

2.自社で活躍できる人材とは

企画力、計画力、交渉力などの
即戦力は求めない
元気、積極性、前向き、成長意欲
の方が大事


3.面接官が聞きたいこと

学生時代の研究成果、留学経験、立派な志望動機、カッコいい答え方よりも・・・この会社で頑張りたいという熱い思い

4.面接官へ好印象を与えるために

・相手の目を見る

・大きな返事

・一生懸命答えようとする姿が大事


5.面接官の心をとらえる方法

・0.2秒で返事する

・できない理由よりできる方法を考える

・わからなくても一生懸命答える